料理写真を綺麗に撮るための構図のポイント

今日はタイトルの通り、料理の撮り方です。最近は男女問わず、食べ物の写真を撮る人多いと思います。おそらく写真アドバイス的には一番需要があるのではないかと思い、題材にしました。

料理を綺麗に撮るための方法、検索すれば沢山出てくるんですが、今回『構図』に注目します。どんなにカメラがハイテクになっても、自動ではやってくれない最後の砦『構図』。

構図の話の前に、まずは料理写真を撮る時の基本についてまとめておきます。料理を撮る時は次の点に注意しましょう。

  • 屋内が多いので手ぶれに注意
    屋内ですと、光が足りずに手ぶれしがちです。しっかり抑えましょう。絞り値が変えられる場合は、開放に近く。ですが、あまり小さすぎるとピントが合う範囲が狭くなってしまうので開放+1段階ぐらいがおすすめです。
  • 露出を変えられる場合は少しプラスに
    少し明るくした方が料理は美味しそうに見えます。設定できる場合は少し明るくしましょう。ですが、明るくするとその分手ぶれを起こしやすくなるので、後から修正で明るくする方が本当は良いです。
  • ピントを合わせる場所はできれば自分で決める
    品数が多い場合、どこに注目したら良いのか、そこは自分で決めた方がメリハリのついた写真になります。詳しくは構図の所で。
  • 時間をかけ過ぎない
    料理が冷めます。あと皆がこれから食べるぞって時に時間をかけると引かれます。自戒をこめて。

では、これらを踏まえて、実際の構図を見て行きましょう。ポイントを幾つか挙げます。

  1. 対角線を意識する
  2. 料理の立体感を強調する
  3. ピントの合う面を意識する
  4. 特徴的なものを活用する
  5. 雰囲気を取り入れる
  6. 三角配置を取り入れる
  7. 真上からの構図も悪くない

ちなみに、これらを考えながら撮っている訳ではない。という事は覚えておいて下さい。何となくバランスの良い構図にはいくつかルールがあるという事だけ感じてもらえればOKです。

 

1.対角線を意識するP1160345

お皿がいくつかある場合、対角線を意識した構図にするとバランス良く収まります。こういう時、ピントは手前の料理に合わせます。

P1380204

これも同じ。ピントはケーキの手前の葉っぱです。お皿の楕円の方向に注目して下さい。同じ対角線構図でも、上の写真は、カメラ自体を傾けているので、動きのある構図に、下の写真は穏やかな印象を与えます。

P1310847

一品料理でも同じです。対角線を上手く使うと、画面を有効活用できます。左のカレーの場合は、お肉が美味しそうだったのでお肉が一番良く写る明るさに調節しています。

P1170915

ラーメンも斜めを使って大写しに。海苔は普通奥です。ちなみに、このラーメンは海老名の中村家の塩ラーメン。好きです。
2.料理の立体感を意識するP1320641_2

ケーキ等の一皿ものは、立体感があるので、それ活かした配置にすると上手くいきます。左の場合は、ケーキと添えられた果物の奥行きを残し、果物のラインに対角線構図を取り入れました。

P1260623

→ケーキの立体感が最も強調される向きを選びます。下のデコレーションの配置バランスも考えながら構図を決めましょう。

 

 

 

3.ピントの合う面を意識する

DSC00694 - コピー

写真を拡大してもらうと分かりますが、上のコップのロゴ、右下のお寿司、左のパスタにそれぞれピントが合っています。斜めの構図の場合、ピントが一か所に偏ってしまいがちですが、カメラから一定の距離にある面を意識して配置を考えると、ピントが多く合うはっきりした写真になります。
P1290551
これも同じですが、配置を工夫する事で全ての注目ポイントにピントを合わせる事ができます。

4.特徴的なものを活用するP1370461

せっかくどこかに行ったのであれば、その場にある物は是非活用しましょう。お店の名前が入った紙等が便利です。

DSC00196

対角線を意識しつつ、空いたスペースに何かを入れるとバランスが良くなります。

 

5.雰囲気を取り入れるP1290342

何となく料理だけに注目しがちですが、目線よりも少し低い位置で構えると、食事している場所の雰囲気を取り入れる事ができます。左の場合は、もう少し背景ボケは控えめにした方が雰囲気がより分かって良かったかもしれません。

P1360841

特徴的なものを活用する、と似ていますが、ピント面は注目しているサイダー瓶に止めつつ、背景に使えそうなものを配置すると雰囲気はぐっと増します。P1280756

対角線構図を基本に、少し右側を開けて右からの光を映します。光が差し込んでくる朝食の雰囲気を出します。

6.三角配置を取り入れるP1370468

テーブルフォトで鉄板と言われる構図ですが、3つの料理を三角形に配置するのもバランスが良いです。この時、あまり隅には物を置かないようにしましょう。ピントはその時注目していた物でOKです。

P1370098

手前をぼかして、一番美味しそうな田楽に注目。実際美味しかったんですけどね。

7.真上からの構図も悪くないP1370676

真上からの構図は、ありきたりな感じもしますが、整然とした印象を与えます。京都で食べた生湯葉そばですが、こういう時は安定感のある構図が良いと思います。

 

何枚も例を挙げてきましたが、いかがでしたでしょうか。たのしいごはんがいいごはん。写真も程々に、ご飯を楽しみましょう。

Leave a Reply

Your email address will not be published.

post date*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)