ライブ、舞台写真の撮り方を考える。

ライブや舞台の写真を撮るのって難しいですよね。
いやそもそもあまり撮る人も多くないとも思うのですが、
私が普段撮影していて一番難しいと感じる部類に入ります。

今日は割とニッチですが、そんなシーンでの撮影に注目します。

内容としては、
普段ライブ写真を撮っていて難しいと思っている事や、気をつけている事、経験的にこうすると良い写真が撮れたりする等といった事をつらつらと書く回になっています。

ライブ、舞台写真の難しさとは何でしょうか。

①暗くてブレやすい、しかも人は激しく動いている。
②照明等によって明るさが大きく変わり、コントラスト差も大きいので露出を失敗しやすい。
③そもそも撮影する機会が少ない(商業舞台はもちろん撮影NG)

このように幾つかの障壁が、ライブでの撮影を困難にしています。
中々初心者の人には難しいのですが、まずライブ撮影について一般的な事をまとめます。

まずライブ写真撮影は以下の点に注目します。
★露出に注意
★被写体が止まる瞬間を狙え

なるべく明るいレンズを使い、シャッタースピードは大体1/60より遅くならないようにしましょう。レンズが明るくない場合は、多少ノイズが出てもシャッタースピードを優先するべき。

明るさの自動制御の問題に、カメラは暗いところ明るいところどっちを注目したらよいのか分からないという問題があります。例えば「目つぶし(ライト)による逆光シーン」と「ピンスポシーン」。前者は暗いところに見たいものがありますし、後者は明るくなっている場所が見たい場所です。どちらに明るさを合わせるかはカメラは判断できないのです。(一応最近は顔に露出を合わせるとか自動でも頑張ってます)そこである程度ライブ撮影を成功させるためには、露出補正を使った撮影が必要になってきます。使ったことがない人はこの機会に試してみましょう。

逆光    →そのまま(あまり+にはしません)
ピンスポ →-1/3~-1EV

そしてシャッターチャンスについて

ライブでは演者は常に動いています。その動きを収めるのは非常に難しいですが、よく観察していると、腕の振りや体の揺らし方など、瞬間的に止まる部分が必ずあります。そういった瞬間を狙うと、被写体をブレさせずに撮ることができます。また、サビ等、照明が点滅を繰り返している時は、タイミングを合わせて明るい時にシャッターを切った方が成功率は高いです。P1410057(写真は承諾を得て使用しています)

ここからはバンドライブ撮影について、それぞれのパートに分けて撮り方のポイントを挙げていきます。

構図についても書いてますが、ほんの一例なので色々探してみましょう。

●ボーカル
割と簡単な所から行きます。客席からは1番近い位置にいますし、まずはボーカルが上手く撮れるようになる事が目標です。ボーカルが難しいのは比較的動きが多い事でしょうか。

・首や腕の上下移動が1番上にくる瞬間
・間奏
が比較的タイミングが狙いやすいです。言語化が難しいですが。

P1410141 P1400962
P1400840

 
●ギター

ギタリストの場合、ギターが腰位置にあるため、ボーカルよりも引いた構図になります。撮りやすいのは縦位置。

P1400573 P1410073

 

横位置の場合、少し斜めに大きく入れると良いです。

●ベース

ギターよりも多少長いため、構図のとり方も少し変わってきます。
ベースの場合、切り取るか、全体を入れて下から撮るとバランス良く見えます。

P1410106 P1400954

 

 

●キーボP1400640
譜面台やコーラスマイクがある場合、正面よりも斜めからの方が構図が取りやすいです。マイクと被らないように狙いましょう。

●ドラム
最後です、ライブ撮影の最難関、ドラマーです。
遠い上に、とにかくよく動く。撮りにくいったらないのですが、撮られるために叩いてる訳じゃありませんから撮る側が頑張りましょう。

正面を向いている事が少ないので、Aメロ等比較的安定した部分で余裕をもって叩いている時に撮るのが良いです。ライド・シンバルを使っている時は体が前に開くのでそういう時も狙いやすいです。

P1400824 P1400779

 

 

●その他、客席とか

バンドと客席が一体となって盛り上がっている時、お決まりの振りがある部分は見逃せません。あと、基本的にカメラマンはど真ん中にはいない方が良いでしょう。ライブの雰囲気を壊さぬよう、しかし、最前線にいるからには積極的に盛り上げていきましょう。

P1370869 P1400865

 

 

いかがでしたか?なかなか上手く撮るのは難しいですが、友人のライブ等、かっこ良く綺麗に撮ってあげれば喜ばれる事間違い無しです。場数を踏んで、良い思い出を残しましょう。

 

どうして絞りを開く(F値を下げる)とボケるの?その理由

最近、カメラの質問を受ける事が多くなりました。

今日の記事は、その中でも割と多い、

「どうして絞りを開ける(F値を下げる)とボケるの?」

という疑問に答えていきたいと思います。 絞りとボケの関係性を語る上で、必要なものには次のようなものがあります。

  • 焦点距離
  • レンズの焦点距離と結像の公式
  • 被写界深度
  • 有効径

そういうの聞きたくない(゜口゜)という方多いと思います。 これらの説明を全部やるのも重要なのですが、今回は、絞りとボケの関係について、数式計算を使わずに説明したいと思います。

という訳で本日の要旨はこちら

絞りを開ける(絞り値を小さくする)と背景等がボケるという現象は、ピントが合っていない部分から出た光が、どのようにセンサに当たるかを考える事で、ある程度数式を使わずに説明できる。ここではそれを、レンズの果たす役割、ピンホールカメラからの歴史と共に説明する。

それでは以下の順番で説明していこうと思います。
①なぜ写真が撮れる? -そもそも写真がなぜ記録できるのか、最も簡単なピンホールカメラで説明します。
②なんでレンズって必要なの? -ピンホールカメラではなぜ駄目なのか。レンズを使う意味を考えます。
③ピントが合うとはどういうことか -レンズをカメラに使う事で起きるピントというものに注目します。
④絞りとボケの関係 -ピントが合わない事と絞りの関係についてまとめて終了です。

では参りましょう。

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①なぜ写真が撮れる?

カメラの中には昔であればフィルム、デジカメであればセンサがあります。これは光の強さを感じる事ができるものです。 さて、皆さん日焼けはご存じかと思います。日光を浴びると皮膚が黒くなりますが、これはある意味日光が当たった事を記録している事になります。皮膚の一個一個の細胞が日光を浴びて黒く変化する。デジカメであれば、小さなセンサの集まりがあり、一つ一つが光を感じてそれを記録している訳です。しかし、これらの光を感じる素子や細胞は、光が当たったかどうかは分かりますが、光がどこから来たかは分かりません。 当然ですが、太陽のマークが腕に現れたりする事はありません。なぜなら、太陽の光は肌全体にまんべんなく当たっているからです。

では、日焼けした肌から太陽の方角が分かるように、太陽マークを腕に残すにはどうしたら良いでしょうか?一つの方法は、小さい穴のあいた板を肌の上10cmくらいに持ってくる事です。すると、太陽が動かなければ日焼けするのは一カ所だけになりますね。この時、太陽の方角を推定するのは簡単です。日焼けした場所と穴を直線で結んだ先に太陽があるはずです。 これを利用したのが図1に示すようなピンホールカメラと呼ばれるものです。

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部品はフィルムと穴のあいた箱だけ。これだけで写真を撮る事はできるのです。ここで覚えておいてほしいポイントは一つ、
一カ所から出た光が一カ所に当たって記録される。これが写真の基本です。この図を見ると、カメラの場合、センサに写る映像は穴を通るので上下反転する事が分かると思います。

②なんでレンズって必要なの?

先ほど、ピンホールカメラを例に、カメラの原理を説明しました。

あれ?レンズいらなくね?

そうです。レンズなんてなくても写真は撮れるんです。 しかし、ピンホールカメラには限界があります。

ピンホールだと撮影に時間がかかる!

いくら写るものが明るくても、フィルムに到達するのは小さな穴を通った光だけです。昔の写真は侍が何時間も動かずに立っていなければならなかった等という話を聞いた事はありませんか?フィルムの感度が低かったという理由もありますが、小さな穴では十分にカメラが光を取り入れる事ができません。 そこでレンズの出番です。 実際のカメラレンズは色々な補正が必要なために何枚も重ねたものを使いますが、基本は凸レンズだと思って下さい。 レンズがどういうものか知らない人のために、図を示します。(図2,3)
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虫眼鏡が光を集めるというのは知っていると思います。

図2:レンズに光が入るとある1点にあつまります。
図3:ある一点から出た光はレンズを通ると同じ方向に進みます。

以上の2つの性質はなんとなく分かってもらえると思います。では、上の2枚のちょうど中間はどんな感じでしょうか。それは図4のようになります。 4 ある1点から出た光が、右側でまた1点に集まっています。これはずばり、①の結論で述べたようにカメラの基本と同じです。しかも、今回はピンホールとは違い、細い1本の光ではなく、レンズに当たった光すべてを再び1点に集める事ができています。つまり明るく写るという事です。

③ピントが合うとはどういうことか

ここまでで、カメラにおけるレンズの必要性は理解してもらえたかと思います。では、次にピントが合うとはどういう事かを考えます。 ピントが合うとは、1点から出た光が1点に集まる事です。5 では図5を見てみましょう。左側の被写体2つのうち、Aから出た光は反対側のセンサでまた1点に集まっていますが、Bから出た光は、センサの所では1点に集まっていません(赤線)。これがボケるという事です。 日焼けした肌に、太陽のマークが出ないのは、太陽1点から出た光が肌の広い範囲に当たっている、つまり究極的にボケている状態だといえます。(逆にレンズでその光を1点に集めようとしたらヤケドします)

④絞りとボケの関係

さあ最後です。まず絞りとは何なのかを説明します。絞りとは、レンズに入る光の量を調整するために、一般的にレンズの内部にある輪っか状のものです。その開いた部分の面積を変える事によって光の量を調整しています。 6
7

さて、先ほどBから出た光は、センサの上でボケてしまいました。その広がり量がボケになる訳ですが、絞りを絞ると、レンズに当たる光は細くなります。結果、被写体からの光は絞りの大きさによって広がる範囲が変化します。元々ピントが合っているAからの光はもちろん1点に集まってピントは合ったままです。逆に、絞りを開けた場合、Bからの光のうちレンズの端の方を通った光はよりセンサの上でよりずれた位置にたどり着いてしまいます。
まさしく、これが絞りを開くとボケが大きくなる理由です。

今日は絞りとボケの関係について解説しました。 より正確な話は、計算が必要になってしまうので省きますが、レンズのスペックが分かればボケ量を計算する事は可能です。興味があれば被写界深度等について調べてみて下さい。

F.Zuiko Auto-S 38mm F1.8 を楽しむ(オールドレンズ紹介)

先日、所有しているAF(Auto Focus)レンズを4本紹介しました。MF(Manual Focus)レンズの紹介をまだしていないという事で、一発目、F.Zuiko Auto-S 38mm F1.8 の紹介です。
DSC01098
まず、オールドレンズを使う事がどういう事なのか簡単に説明します。

ミラーレス(別名デジタル一眼、一眼レフではない)カメラというのは、先日説明した通り、一眼レフにはあるミラーが中に入っていないカメラの事で、普通のコンデジと比較した場合、その定義的な違いはレンズが交換できるという事に尽きます。

ミラーがないと、開いた部分できるので、そこを利用して純正だけでなく色々なレンズを付けて遊ぶ事ができるのです。

オールドレンズ遊びの特徴は

・フィルム時代のレンズが沢山残っている
・昔のレンズなので、最近のに比べて安い(ただしプレミアがついて高いものも沢山あります)
・ピント合わせが手動(MF)
・逆光に弱い
・中古だと黴とかあるかも

等が挙げられます。良い所も悪い所もあるけれど、カメラの楽しみを広げてくれる、それがオールドレンズです。

今回紹介するPEN-Fのレンズ、このレンズがお勧めな所は、安定した画質とコンパクトさです。

なぜ小さいかというと、一般的なフィルム用のレンズは、フィルムの大きさ(デジタルでいうセンサ部分)が一般的なデジカメよりも大きく、それだけレンズも大きくなってしまうのですが、このPEN-Fは、元々小型化を目指してフィルムの半分のサイズしか使わない設計がなされていたので、レンズも小さいのです。だからミラーレスにお勧め。小さいと言ってももちろん端までしっかり写ります。

P1380168逆光だともちろんフレアがフワッと出ます。

P1380172こちらもフワッと。

P1380176グルグルボケも出やすいのも小型レンズの特徴

P1380200室内でもちょうど良い画角。

P1380205物撮りでも雰囲気を残しつつ、しっかり描写してくれます。

P1380228

なお、このPENFのレンズは、ヤフオクで3800円で落札、PANASONICのミラーレスに付けるためのアダプタが2000円と、合計5800円。一般的なレンズに比べれば安いですね。

最近のレンズは、とにかく解像感が注目される傾向がありますが、多少くすんでいても、趣のある写真が撮れれば楽しいのではないかと思います。MFですし、なかなかハードルは高いですが、安く手に入るレンズも多くあるのでミラーレスに慣れて来た方は是非一歩足を踏み出してみましょう。

ピントを自分で合わせていく楽しみ、レンズの重さ、デジカメではほぼ感じられない絞り環の機構。不便極まりない古いレンズに多くの人が惹かれるのはこういった魅力がオールドレンズにはあるからではないでしょうか。

レンズラインナップを紹介してみる(AFレンズ)

今日は、今持っているレンズを作例と共にひたすら紹介するという割とどうでも良い内容です。

ミラーレス、一眼レフといえばレンズ沼という言葉もあるように、良い性能を求めてどんどん多くのレンズを買ってしまうという恐ろしい罠が潜んでいます。今のところ、私はレンズ単体で3万以上するものは持っていないのですが、普通の人からすれば高いなぁという印象、良いレンズを持っている人からすれば安いなぁという印象でしょう。

高いレンズは平気で10万超えます。
そこがレンズ沼を恐ろしくしている所ですが、
ちゃんとそこそこの値段で交換レンズを楽しむ方法もあるので紹介します。

2014lens2

ちょっと前にヤフオクにはまってしまい、レンズが増えました。

  • LUMIX G 20mm/F1.7 II ASPH (LUMIX GX7 キット)
  • LUMIX G VARIO 45-200mm/F4.0-5.6 (LUMIX G2 キット)
  • M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8 (22500円)
  • E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS (NEX-3N キット)
  • Canon New FD 50mm/F1.8 (中古3000円+アダプタ1500円)
  • Daguerre 35mm/F1.7 (Cマウントアダプタセットで5980円)
  • Ai Nikkor 50mm/F1.4 (中古5000円+アダプタ900円)
  • PEN F.Zuiko AUTO-S 38mm/F1.8 (中古3800円+アダプタ1200円)

2014年3月時点で8本の交換レンズを所有しています。
1個ずつ行きましょう。

  • LUMIX G 20mm/F1.7 II ASPH (LUMIX GX7 キット)

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GX7標準レンズがこれ。マイクロフォーサーズに相応しい文句なしの画質を誇るパンケーキレンズです。

散歩にはこれ一本で十分楽しめます。
明るい単焦点は多少暗くてもちょこまか動く動物も捉えやすい。

P1350015P1340295

 

 

  • LUMIX G VARIO 45-200mm/F4.0-5.6 (LUMIX G2 キット)

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G2は本体も標準レンズも手放しましたが、持ち運びが楽な望遠はやっぱり貴重です。遠くから動物等を狙うのに便利。P1370194
P1130720

  • M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8 (22500円)

DSC01099正直あまりGX7との見た目がバランス的には良くないものの、マイクロフォーサーズを所有していて買わない理由が見当たらないと評されるレンズがこちら。中望遠のポートレート等に使えるレンズです。

オリンパスM.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8は買わない理由が見当たらないレンズ

若干難しい画角ではありますが、開放からしっかり使える写真が楽しくなるレンズです。
P1370144_2P1360940

  • E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS (NEX-3N キット)

P1400003この間NEX-3N購入記事で紹介した電動ズームレンズです。APSサイズの標準レンズとしてはとにかくコンパクト。これに尽きます。

特に用がない時はこれを付けて持ち運ぶ事もあります。広角側が今持っている中では一番広いのがポイント。DSC00381 DSC00160_

今日はまず半分、AFが効くレンズを紹介しました。
次はレンズ交換をより面白くするオールドレンズを紹介したいと思います。

料理写真を綺麗に撮るための構図のポイント

今日はタイトルの通り、料理の撮り方です。最近は男女問わず、食べ物の写真を撮る人多いと思います。おそらく写真アドバイス的には一番需要があるのではないかと思い、題材にしました。

料理を綺麗に撮るための方法、検索すれば沢山出てくるんですが、今回『構図』に注目します。どんなにカメラがハイテクになっても、自動ではやってくれない最後の砦『構図』。

構図の話の前に、まずは料理写真を撮る時の基本についてまとめておきます。料理を撮る時は次の点に注意しましょう。

  • 屋内が多いので手ぶれに注意
    屋内ですと、光が足りずに手ぶれしがちです。しっかり抑えましょう。絞り値が変えられる場合は、開放に近く。ですが、あまり小さすぎるとピントが合う範囲が狭くなってしまうので開放+1段階ぐらいがおすすめです。
  • 露出を変えられる場合は少しプラスに
    少し明るくした方が料理は美味しそうに見えます。設定できる場合は少し明るくしましょう。ですが、明るくするとその分手ぶれを起こしやすくなるので、後から修正で明るくする方が本当は良いです。
  • ピントを合わせる場所はできれば自分で決める
    品数が多い場合、どこに注目したら良いのか、そこは自分で決めた方がメリハリのついた写真になります。詳しくは構図の所で。
  • 時間をかけ過ぎない
    料理が冷めます。あと皆がこれから食べるぞって時に時間をかけると引かれます。自戒をこめて。

では、これらを踏まえて、実際の構図を見て行きましょう。ポイントを幾つか挙げます。

  1. 対角線を意識する
  2. 料理の立体感を強調する
  3. ピントの合う面を意識する
  4. 特徴的なものを活用する
  5. 雰囲気を取り入れる
  6. 三角配置を取り入れる
  7. 真上からの構図も悪くない

ちなみに、これらを考えながら撮っている訳ではない。という事は覚えておいて下さい。何となくバランスの良い構図にはいくつかルールがあるという事だけ感じてもらえればOKです。

 

1.対角線を意識するP1160345

お皿がいくつかある場合、対角線を意識した構図にするとバランス良く収まります。こういう時、ピントは手前の料理に合わせます。

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これも同じ。ピントはケーキの手前の葉っぱです。お皿の楕円の方向に注目して下さい。同じ対角線構図でも、上の写真は、カメラ自体を傾けているので、動きのある構図に、下の写真は穏やかな印象を与えます。

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一品料理でも同じです。対角線を上手く使うと、画面を有効活用できます。左のカレーの場合は、お肉が美味しそうだったのでお肉が一番良く写る明るさに調節しています。

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ラーメンも斜めを使って大写しに。海苔は普通奥です。ちなみに、このラーメンは海老名の中村家の塩ラーメン。好きです。
2.料理の立体感を意識するP1320641_2

ケーキ等の一皿ものは、立体感があるので、それ活かした配置にすると上手くいきます。左の場合は、ケーキと添えられた果物の奥行きを残し、果物のラインに対角線構図を取り入れました。

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→ケーキの立体感が最も強調される向きを選びます。下のデコレーションの配置バランスも考えながら構図を決めましょう。

 

 

 

3.ピントの合う面を意識する

DSC00694 - コピー

写真を拡大してもらうと分かりますが、上のコップのロゴ、右下のお寿司、左のパスタにそれぞれピントが合っています。斜めの構図の場合、ピントが一か所に偏ってしまいがちですが、カメラから一定の距離にある面を意識して配置を考えると、ピントが多く合うはっきりした写真になります。
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これも同じですが、配置を工夫する事で全ての注目ポイントにピントを合わせる事ができます。

4.特徴的なものを活用するP1370461

せっかくどこかに行ったのであれば、その場にある物は是非活用しましょう。お店の名前が入った紙等が便利です。

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対角線を意識しつつ、空いたスペースに何かを入れるとバランスが良くなります。

 

5.雰囲気を取り入れるP1290342

何となく料理だけに注目しがちですが、目線よりも少し低い位置で構えると、食事している場所の雰囲気を取り入れる事ができます。左の場合は、もう少し背景ボケは控えめにした方が雰囲気がより分かって良かったかもしれません。

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特徴的なものを活用する、と似ていますが、ピント面は注目しているサイダー瓶に止めつつ、背景に使えそうなものを配置すると雰囲気はぐっと増します。P1280756

対角線構図を基本に、少し右側を開けて右からの光を映します。光が差し込んでくる朝食の雰囲気を出します。

6.三角配置を取り入れるP1370468

テーブルフォトで鉄板と言われる構図ですが、3つの料理を三角形に配置するのもバランスが良いです。この時、あまり隅には物を置かないようにしましょう。ピントはその時注目していた物でOKです。

P1370098

手前をぼかして、一番美味しそうな田楽に注目。実際美味しかったんですけどね。

7.真上からの構図も悪くないP1370676

真上からの構図は、ありきたりな感じもしますが、整然とした印象を与えます。京都で食べた生湯葉そばですが、こういう時は安定感のある構図が良いと思います。

 

何枚も例を挙げてきましたが、いかがでしたでしょうか。たのしいごはんがいいごはん。写真も程々に、ご飯を楽しみましょう。