あけましておめでとうございます[ブログ開設一周年]

あけましておめでとうございます、hawkshawです。

昨年1月1日のブログ開設以来、一年間大変お世話になりました。皆様のカメラ選びや、撮影技術、知識の向上に少しでもお役に立てたのであれば嬉しいです。

この一年で沢山の方に当ブログを読んで頂きました。特に閲覧数が多かったのは、

カメラ選び入門~一眼レフ、ミラーレス、コンデジ?どれが良いの?~
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「コンデジ ミラーレス」での検索数は1000を超え、数千人の方に読んで頂けました。

撮影技術についても、ニッチな所で

ライブ、舞台写真の撮り方を考える。
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の記事も『ライブ 写真 撮り方』等の検索で多くの方に読んで頂き、皆様の思い出保存に一役買えたと思っています。

また、技術面では、絞り値とボケの関係性を数式を使わずに説明した

どうして絞りを開く(F値を下げる)とボケるの?その理由
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の評判が良く、カメラ系の相談が増えるきっかけにもなりました。

2015年も撮影レポが中心にはなると思いますが、見ても読んでも楽しいカメラブログを目指して参りますので、よろしくお願い致します。

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鎌倉の紅葉

鎌倉、円覚寺から鶴岡八幡宮、長谷寺のライトアップまで、紅葉スポットを巡って撮影してきました。

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見上げる紅葉

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遠くにも見える鳥居
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DSC00309燃えるように紅い。

ライブ、舞台写真の撮り方を考える。

ライブや舞台の写真を撮るのって難しいですよね。
いやそもそもあまり撮る人も多くないとも思うのですが、
私が普段撮影していて一番難しいと感じる部類に入ります。

今日は割とニッチですが、そんなシーンでの撮影に注目します。

内容としては、
普段ライブ写真を撮っていて難しいと思っている事や、気をつけている事、経験的にこうすると良い写真が撮れたりする等といった事をつらつらと書く回になっています。

ライブ、舞台写真の難しさとは何でしょうか。

①暗くてブレやすい、しかも人は激しく動いている。
②照明等によって明るさが大きく変わり、コントラスト差も大きいので露出を失敗しやすい。
③そもそも撮影する機会が少ない(商業舞台はもちろん撮影NG)

このように幾つかの障壁が、ライブでの撮影を困難にしています。
中々初心者の人には難しいのですが、まずライブ撮影について一般的な事をまとめます。

まずライブ写真撮影は以下の点に注目します。
★露出に注意
★被写体が止まる瞬間を狙え

なるべく明るいレンズを使い、シャッタースピードは大体1/60より遅くならないようにしましょう。レンズが明るくない場合は、多少ノイズが出てもシャッタースピードを優先するべき。

明るさの自動制御の問題に、カメラは暗いところ明るいところどっちを注目したらよいのか分からないという問題があります。例えば「目つぶし(ライト)による逆光シーン」と「ピンスポシーン」。前者は暗いところに見たいものがありますし、後者は明るくなっている場所が見たい場所です。どちらに明るさを合わせるかはカメラは判断できないのです。(一応最近は顔に露出を合わせるとか自動でも頑張ってます)そこである程度ライブ撮影を成功させるためには、露出補正を使った撮影が必要になってきます。使ったことがない人はこの機会に試してみましょう。

逆光    →そのまま(あまり+にはしません)
ピンスポ →-1/3~-1EV

そしてシャッターチャンスについて

ライブでは演者は常に動いています。その動きを収めるのは非常に難しいですが、よく観察していると、腕の振りや体の揺らし方など、瞬間的に止まる部分が必ずあります。そういった瞬間を狙うと、被写体をブレさせずに撮ることができます。また、サビ等、照明が点滅を繰り返している時は、タイミングを合わせて明るい時にシャッターを切った方が成功率は高いです。P1410057(写真は承諾を得て使用しています)

ここからはバンドライブ撮影について、それぞれのパートに分けて撮り方のポイントを挙げていきます。

構図についても書いてますが、ほんの一例なので色々探してみましょう。

●ボーカル
割と簡単な所から行きます。客席からは1番近い位置にいますし、まずはボーカルが上手く撮れるようになる事が目標です。ボーカルが難しいのは比較的動きが多い事でしょうか。

・首や腕の上下移動が1番上にくる瞬間
・間奏
が比較的タイミングが狙いやすいです。言語化が難しいですが。

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●ギター

ギタリストの場合、ギターが腰位置にあるため、ボーカルよりも引いた構図になります。撮りやすいのは縦位置。

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横位置の場合、少し斜めに大きく入れると良いです。

●ベース

ギターよりも多少長いため、構図のとり方も少し変わってきます。
ベースの場合、切り取るか、全体を入れて下から撮るとバランス良く見えます。

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●キーボP1400640
譜面台やコーラスマイクがある場合、正面よりも斜めからの方が構図が取りやすいです。マイクと被らないように狙いましょう。

●ドラム
最後です、ライブ撮影の最難関、ドラマーです。
遠い上に、とにかくよく動く。撮りにくいったらないのですが、撮られるために叩いてる訳じゃありませんから撮る側が頑張りましょう。

正面を向いている事が少ないので、Aメロ等比較的安定した部分で余裕をもって叩いている時に撮るのが良いです。ライド・シンバルを使っている時は体が前に開くのでそういう時も狙いやすいです。

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●その他、客席とか

バンドと客席が一体となって盛り上がっている時、お決まりの振りがある部分は見逃せません。あと、基本的にカメラマンはど真ん中にはいない方が良いでしょう。ライブの雰囲気を壊さぬよう、しかし、最前線にいるからには積極的に盛り上げていきましょう。

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いかがでしたか?なかなか上手く撮るのは難しいですが、友人のライブ等、かっこ良く綺麗に撮ってあげれば喜ばれる事間違い無しです。場数を踏んで、良い思い出を残しましょう。

 

京都、伏見稲荷を撮る。7月本宮祭にて

京都、伏見稲荷で毎年開かれる本宮祭[2014/7/19]の前日にたまたま行くことができました。普段の千本鳥居も見応えたっぷりですが、この日は提灯が連なり、よりいっそう幻想的な景色が広がります。

P1360793今年の冬に行った時の普段の伏見稲荷。

P1450212千本鳥居脇の道

P1450197きつねさん

P1360575昼間は鮮やかな鳥居の隙間から光が差し込む。

P1450181さて、今日は一味違うようです。

P1450291今日は本宮祭

P1450274P1450231千本鳥居もこの通り

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P1450297なかなか行けないと思うので貴重な機会でした!

花火を撮る。

夏だ!という事で何となく今まで撮った花火を並べました。

P1230364-22013 江戸川  江戸川区花火大会

P12302042013 江戸川  江戸川区花火大会
P1230383-22013 江戸川  江戸川区花火大会
P1240893-22013 多摩川  世田谷区たまがわ花火大会
P14600472014 相模川  あつぎ鮎まつり大花火大会
P1050993-22013 多摩川  世田谷区たまがわ花火大会
P1240894-22013 多摩川  世田谷区たまがわ花火大会
KONICA MINOLTA DIGITAL CAMERA2006 長崎港  長崎帆船まつり
KONICA MINOLTA DIGITAL CAMERA2010 荒川  江東花火大会
P14600292014 相模川  あつぎ鮎まつり大花火大会

1/10秒以上シャッターが長い時は三脚必須です。
最後の写真や玉ボケの写真なんかは1/60なので手持ちでもいけます。

個人的打ち上げ花火撮影のオススメは
・あえてピント外した物も撮ってみる
綺麗に撮れても皆同じような感じになりますし、雰囲気が伝わればそれで良いと思います。
・スターマイン等連発している時に観ている友人を撮る
どうしても観ている側を撮るのは暗くて難しいですが、大きな花火が上がった時の横顔なんかは花火に照らされて絵になります。

ぐらいですね、良い夏を!

どうして絞りを開く(F値を下げる)とボケるの?その理由

最近、カメラの質問を受ける事が多くなりました。

今日の記事は、その中でも割と多い、

「どうして絞りを開ける(F値を下げる)とボケるの?」

という疑問に答えていきたいと思います。 絞りとボケの関係性を語る上で、必要なものには次のようなものがあります。

  • 焦点距離
  • レンズの焦点距離と結像の公式
  • 被写界深度
  • 有効径

そういうの聞きたくない(゜口゜)という方多いと思います。 これらの説明を全部やるのも重要なのですが、今回は、絞りとボケの関係について、数式計算を使わずに説明したいと思います。

という訳で本日の要旨はこちら

絞りを開ける(絞り値を小さくする)と背景等がボケるという現象は、ピントが合っていない部分から出た光が、どのようにセンサに当たるかを考える事で、ある程度数式を使わずに説明できる。ここではそれを、レンズの果たす役割、ピンホールカメラからの歴史と共に説明する。

それでは以下の順番で説明していこうと思います。
①なぜ写真が撮れる? -そもそも写真がなぜ記録できるのか、最も簡単なピンホールカメラで説明します。
②なんでレンズって必要なの? -ピンホールカメラではなぜ駄目なのか。レンズを使う意味を考えます。
③ピントが合うとはどういうことか -レンズをカメラに使う事で起きるピントというものに注目します。
④絞りとボケの関係 -ピントが合わない事と絞りの関係についてまとめて終了です。

では参りましょう。

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①なぜ写真が撮れる?

カメラの中には昔であればフィルム、デジカメであればセンサがあります。これは光の強さを感じる事ができるものです。 さて、皆さん日焼けはご存じかと思います。日光を浴びると皮膚が黒くなりますが、これはある意味日光が当たった事を記録している事になります。皮膚の一個一個の細胞が日光を浴びて黒く変化する。デジカメであれば、小さなセンサの集まりがあり、一つ一つが光を感じてそれを記録している訳です。しかし、これらの光を感じる素子や細胞は、光が当たったかどうかは分かりますが、光がどこから来たかは分かりません。 当然ですが、太陽のマークが腕に現れたりする事はありません。なぜなら、太陽の光は肌全体にまんべんなく当たっているからです。

では、日焼けした肌から太陽の方角が分かるように、太陽マークを腕に残すにはどうしたら良いでしょうか?一つの方法は、小さい穴のあいた板を肌の上10cmくらいに持ってくる事です。すると、太陽が動かなければ日焼けするのは一カ所だけになりますね。この時、太陽の方角を推定するのは簡単です。日焼けした場所と穴を直線で結んだ先に太陽があるはずです。 これを利用したのが図1に示すようなピンホールカメラと呼ばれるものです。

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部品はフィルムと穴のあいた箱だけ。これだけで写真を撮る事はできるのです。ここで覚えておいてほしいポイントは一つ、
一カ所から出た光が一カ所に当たって記録される。これが写真の基本です。この図を見ると、カメラの場合、センサに写る映像は穴を通るので上下反転する事が分かると思います。

②なんでレンズって必要なの?

先ほど、ピンホールカメラを例に、カメラの原理を説明しました。

あれ?レンズいらなくね?

そうです。レンズなんてなくても写真は撮れるんです。 しかし、ピンホールカメラには限界があります。

ピンホールだと撮影に時間がかかる!

いくら写るものが明るくても、フィルムに到達するのは小さな穴を通った光だけです。昔の写真は侍が何時間も動かずに立っていなければならなかった等という話を聞いた事はありませんか?フィルムの感度が低かったという理由もありますが、小さな穴では十分にカメラが光を取り入れる事ができません。 そこでレンズの出番です。 実際のカメラレンズは色々な補正が必要なために何枚も重ねたものを使いますが、基本は凸レンズだと思って下さい。 レンズがどういうものか知らない人のために、図を示します。(図2,3)
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虫眼鏡が光を集めるというのは知っていると思います。

図2:レンズに光が入るとある1点にあつまります。
図3:ある一点から出た光はレンズを通ると同じ方向に進みます。

以上の2つの性質はなんとなく分かってもらえると思います。では、上の2枚のちょうど中間はどんな感じでしょうか。それは図4のようになります。 4 ある1点から出た光が、右側でまた1点に集まっています。これはずばり、①の結論で述べたようにカメラの基本と同じです。しかも、今回はピンホールとは違い、細い1本の光ではなく、レンズに当たった光すべてを再び1点に集める事ができています。つまり明るく写るという事です。

③ピントが合うとはどういうことか

ここまでで、カメラにおけるレンズの必要性は理解してもらえたかと思います。では、次にピントが合うとはどういう事かを考えます。 ピントが合うとは、1点から出た光が1点に集まる事です。5 では図5を見てみましょう。左側の被写体2つのうち、Aから出た光は反対側のセンサでまた1点に集まっていますが、Bから出た光は、センサの所では1点に集まっていません(赤線)。これがボケるという事です。 日焼けした肌に、太陽のマークが出ないのは、太陽1点から出た光が肌の広い範囲に当たっている、つまり究極的にボケている状態だといえます。(逆にレンズでその光を1点に集めようとしたらヤケドします)

④絞りとボケの関係

さあ最後です。まず絞りとは何なのかを説明します。絞りとは、レンズに入る光の量を調整するために、一般的にレンズの内部にある輪っか状のものです。その開いた部分の面積を変える事によって光の量を調整しています。 6
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さて、先ほどBから出た光は、センサの上でボケてしまいました。その広がり量がボケになる訳ですが、絞りを絞ると、レンズに当たる光は細くなります。結果、被写体からの光は絞りの大きさによって広がる範囲が変化します。元々ピントが合っているAからの光はもちろん1点に集まってピントは合ったままです。逆に、絞りを開けた場合、Bからの光のうちレンズの端の方を通った光はよりセンサの上でよりずれた位置にたどり着いてしまいます。
まさしく、これが絞りを開くとボケが大きくなる理由です。

今日は絞りとボケの関係について解説しました。 より正確な話は、計算が必要になってしまうので省きますが、レンズのスペックが分かればボケ量を計算する事は可能です。興味があれば被写界深度等について調べてみて下さい。

F.Zuiko Auto-S 38mm F1.8 を楽しむ(オールドレンズ紹介)

先日、所有しているAF(Auto Focus)レンズを4本紹介しました。MF(Manual Focus)レンズの紹介をまだしていないという事で、一発目、F.Zuiko Auto-S 38mm F1.8 の紹介です。
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まず、オールドレンズを使う事がどういう事なのか簡単に説明します。

ミラーレス(別名デジタル一眼、一眼レフではない)カメラというのは、先日説明した通り、一眼レフにはあるミラーが中に入っていないカメラの事で、普通のコンデジと比較した場合、その定義的な違いはレンズが交換できるという事に尽きます。

ミラーがないと、開いた部分できるので、そこを利用して純正だけでなく色々なレンズを付けて遊ぶ事ができるのです。

オールドレンズ遊びの特徴は

・フィルム時代のレンズが沢山残っている
・昔のレンズなので、最近のに比べて安い(ただしプレミアがついて高いものも沢山あります)
・ピント合わせが手動(MF)
・逆光に弱い
・中古だと黴とかあるかも

等が挙げられます。良い所も悪い所もあるけれど、カメラの楽しみを広げてくれる、それがオールドレンズです。

今回紹介するPEN-Fのレンズ、このレンズがお勧めな所は、安定した画質とコンパクトさです。

なぜ小さいかというと、一般的なフィルム用のレンズは、フィルムの大きさ(デジタルでいうセンサ部分)が一般的なデジカメよりも大きく、それだけレンズも大きくなってしまうのですが、このPEN-Fは、元々小型化を目指してフィルムの半分のサイズしか使わない設計がなされていたので、レンズも小さいのです。だからミラーレスにお勧め。小さいと言ってももちろん端までしっかり写ります。

P1380168逆光だともちろんフレアがフワッと出ます。

P1380172こちらもフワッと。

P1380176グルグルボケも出やすいのも小型レンズの特徴

P1380200室内でもちょうど良い画角。

P1380205物撮りでも雰囲気を残しつつ、しっかり描写してくれます。

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なお、このPENFのレンズは、ヤフオクで3800円で落札、PANASONICのミラーレスに付けるためのアダプタが2000円と、合計5800円。一般的なレンズに比べれば安いですね。

最近のレンズは、とにかく解像感が注目される傾向がありますが、多少くすんでいても、趣のある写真が撮れれば楽しいのではないかと思います。MFですし、なかなかハードルは高いですが、安く手に入るレンズも多くあるのでミラーレスに慣れて来た方は是非一歩足を踏み出してみましょう。

ピントを自分で合わせていく楽しみ、レンズの重さ、デジカメではほぼ感じられない絞り環の機構。不便極まりない古いレンズに多くの人が惹かれるのはこういった魅力がオールドレンズにはあるからではないでしょうか。