携帯とNode.jsによる映像演出

こんにちは、hawkshawです。

今回は、先日自分の劇団で試した映像演出についてです。

まずはこちら。

演劇における映像演出は、特にオープニングや幕間など、非常に多く使用されており、今回はその1つとしてお客さんのスマホ端末もディスプレイやスピーカーとして使うという試みでした。

正直な所、今回は演出効果も少なく、気付かなかったお客さんも多いなど、課題が多い結果になってしまいましたが、今後もこういった流れは続いていくと思うので良い実験になりました。

技術的なことはさておき、今回の劇演出にスマホを使った理由は2つあります。

1. 多くの人が持っていて、これだけ綺麗な映像を出すことができるディスプレイとスピーカーを内蔵している端末を、劇空間においては電源を切らなくてはいけないようになっているのはもったいない。

2. 自分が所有しているものが突然動き出す時の畏怖感

1つ目は思いつきのコンセプトだけですが、開演アナウンスに一ひねり入れたいというのが元からあり、動画冒頭にも入れてみました。
2つ目は今回の公演では有効に使うのは中々難しかったのですが、一度デモを作って人に見せたときの反応で多かったのが「何
か怖い」というもの。これが普通に会場に設置されたディスプレイやスピーカーだった場合と自分の持っているものの場合の違いは何なのか。そのあたり考えるともっと観客に迫れる気がしています。例えば怪談話に使うとか。

しばらく別件で忙しくなるのでまた芝居をするのはちょっと先になってしまいますが、色々なもの作っていこうと考えてます。ではまた!

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一応技術的には、Wifiでローカルネットワークを作り、各スマホからサーバーPCにnode.jsでブラウザ経由でアクセスし、演出のタイミング等を受け取っています。
チャットを改造したようなものでこのあたりを参考にしました。

【node.js】socket.ioで構築したローカルで動くシンプルなチャットルーム。www.tettori.net/post/852/

映像はThree.jsでCanvasを使ったもの。
星空のデータと共にこちらを使わせて頂きました。
Three.jsで作る天の川銀河 – ParticleSystem
http://washitake.com/blog/archives/224

ローカルで動かした場合、ネットワークやセキュリティの設定が結構うるさいですがサンプル触るだけでも楽しいので試してみて下さい。

BAPAに入学しました。

お久しぶりです。年明けてから一回も更新していませんでした。
それでも過去記事を見て下さる方が毎日100人以上いらっしゃるのはとても嬉しいですね。

ちょこまかと最近の事を書いていこうと思うんですが、社会人になって今月で二年目に突入した私ですが、4月から学校に通い始めました。
最近、プロジェクションマッピングやライブ演出、広告等、テクノロジーを使ったコンテンツが増えてきていると思います。そんな中、学校というと大げさですが、BAPAというアートとプログラミングの両方をできる人材を育成しようという学校があり、そこに通っています。
BAPA ~Both Art and Programming Academy~
周りが広告代理店の方々ばかりの中でびくびくしながらやっております。

それに関連して、今後はこのブログでもテクノロジーアートのための技術を扱っていこうと思っています。カメラ記事と共に楽しんで頂ければ。

とりあえず次回は、先月自分の所属団体で行った映像演出の技術要素なんかを書いていこうと思います。
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『ひかりのたまてばこ』行ってきた@川崎市市民ミュージアム

DSC00514川崎市市民ミュージアムで開かれている光と最新のデジタル技術を駆使したメディアアートの展覧会「ひかりのたまてばこ」に行ってきました。

お客さんの体験によって完成するインタラクティブアート、美術展示としては珍しく、撮影OKなのも嬉しいですね。

DSC00513アトリエオモヤ≪光であそぶ≫ ⒸAtelier OMOYA
光が透けて輝くビー玉とのインタラクションが楽しい作品。

DSC00503森脇裕之《レイヨ=グラフィー》Ⓒhiroyuki MORIWAKI
一つ一つはとてもシンプルなしくみで面白いです。電子回路勉強してた頃思い出しますね。

DSC00493森脇裕之「Lake Awareness 」Ⓒhiroyuki MORIWAKI
作品の凄さと同時に、膨大な製作時間を想像してしまう…

DSC00484的場やすし/山野真吾/徳井太郎《splash display》Ⓒyasushi MATOBAshingo YAMANOtaro TOKUI

DSC00444小松宏誠≪Lifelog シャンデリア≫ Ⓒkosei KOMATSU
風を通したインタラクション。デジタルにない美しさです。

DSC00473DSC00458 DSC00433緒方壽人(takram design engineering)《音めがね》Ⓒhisato OGATA (takram design engineering)

DSC00429真鍋大度/比嘉了≪happy halloween!≫ Ⓒdaido MANABEsatoru HIGA

全体を通じて思ったのは、数年前までぎこちない動きだったデジタルアートが、気持よく体験として入ってくるアートになっている事でした。今後はもっとこういう領域が盛んになってくるのでしょう。

大人も子供も楽しめるアート展示になっています。2015年01月12日まで。1月3日まではお休みのようですが、残り一週間程ですので是非。

魔法の美術館「ひかりのたまてばこ」